桜花録

ＲＬでの一日は、ＳＬでは３日にも感じます。

ここで沢山の人に出会って。
ここで恋をして。

つのる思いとＲＬとの兼ね合いとに胸を締め付けられながら。
どう自分の中で、バランスをとれば良いのか。
どう自分の中で、解決をしていけるのか。
日々悩みながら、考えながら、それでも捨てられない気持ちに振り回されています。


二人で積み重ねていく時間の量だけ、愛情は深まっていくのに。
それをＲＬには持ち出せない現実の前に、立ち往生したり苛立ったり。


お互いにＲＬにパートナーがいないのだし、あとはあなた次第でしょうという人もいますが、現実はけっして簡単ではありません。

ここだからこそ出会えた二人の間には、距離だけではない大きな溝が開いています。
この障害を乗り越えようとするとき、どれほどの犠牲を自分以外の人に与えてしまうのかと知ったら。
ここを乗り越える事が、まるで犯罪のようにさえ思えてきます。


苦しい恋にあえて飛び込んだときの覚悟を、もう一度思い出して。と自分に言い聞かせています。
あの時と今も変わらずに、もしかしたらそれ以上に。
彼という人を知れば知るほど、文字通り溺れる様に恋をしている自分が。。。
何だか哀れに思えてきますが。でも、それでも。

飲めば飲むほどのどが渇き、求めれば求めるほど飢えていく。。。。
そんな自己満足だけの渇愛ではなく。

ただひたすら甘露の雨を降り注ぐように与え続ける慈愛を胸に置きたいと。
心から切実に願う自分がここにいます。
私のＳＬは、彼がいなくてはもう何の意味も持ちません。